Speech Level SingingのPodcastを聞いてみた

とても本格的なボイストレーニングのサイトを少し前に発見し、最近ちょっとそれに従って練習をしているのですが、それを紹介します。



桜田ヒロキ ヴォーカルスタジオ - PodCast by SLS master instructor John Henny
http://vocallesson.info/jhpodcast/



提供はボイストレーナー桜田ヒロキ氏。
彼のブログの中に、「オンライン・ボイストレーニング」というコーナーがあり、そこで、John Henny氏のボイトレを受けられます。

Podcastで「聞ける」ので、非常にわかりやすくて効果がありそうです!
一応全部英語ですが、日本語訳テキストが一緒に見られるので安心です!



○「Speech Level Singing」とは?
で、John Henny氏のボイストレーニングの基本的な考え方がタイトルにも書いた「Speech Level Singing」です。
それがどうものかと言うと・・・

http://vocallesson.info/jhpodcast/lesson01.php

Speech Level Singingは、まるでみなさんが話している時の楽な状態で歌を歌えるようにしてくれます。

「普段話しているときと同じような声帯の状態で歌う」ためのレッスンであるようです。


普通に話す限り、同じような声質を維持したまま、長い時間声を出してもそんなに喉は痛みませんよね?
それこそ話し好きな人なら、大声で一日中話し続けたって何ともありません。

しかし、歌を歌うとなると状況が異なってきます。
カラオケで一曲歌ってはむせ返り、一時間後にはもう声がかすれてしまい、翌日はもう朝から声が出ない、なんてことありませんか?

何故そんな違いができるかというと、「話し声」と「歌声」が大きく違ってしまうせいだと考えられます。
「歌声」を出すときに、喉のまわりの余計な筋肉を使ってしまったり声帯の締め付け具合が話し声と違ってしまったりすると、声帯はダメージを受けたり上手く働けなくなってしまったりします。

そういうことが起こらないように、「話す」ように「歌う」ことができるようにしていこう!という考え方がSpeech Level Singing(以降SLS)です。



○どんなことをするの?

ミドルボイス(ミックスボイス)を使えるようになるために、
「Finding Release」→「Finding Connection」→「Building Strength」
という手順を踏んでいきます。

1.「Finding Release」
喉の力を抜き、喉頭を上げずに発声する感覚を身につけます。
チェストボイスで高音を張り上げようとすると、喉の「ものを飲み込むときに使う筋肉」が力んでしまいます。
なので、高音でチェストボイスから声を解放(Release)する感覚を身につけます。

2.「Finding Connection」
声帯同士をくっつける感覚を身につけます。
ただReleaseしただけの声は「声帯のくっついていない、弱々しい裏声」になってしまいがちです。
なので、全ての音域において声帯同士をくっつける(Connection)感覚を身につけます。

3.「Building Strength」
Releaseによって余計な力が抜けた状態で、Connectionによって声帯を閉じる力が増したのに合わせて、ブレスを強くし、声を力強くする。

大雑把に紹介するとそんな感じです。
もちろん、前後や間に、他にも色々なことをやります。

エクササイズの感じは、「ハリ○ッド・スタイル」とかに似ているらしい。
あと、エリック兄さんシリーズと似ているように感じました。
なので、エリック兄さんエクササイズが体に合った人は、やってみる価値ありかも。