ボイストレーニング三種の神器

以前、録音機器が非常に重要!と書きましたが、他にどんなものが必要かなー、と考えてみました。
それで、「三種の神器」がどうのと口走ったので、ボイストレーニング時にあると便利なものを録音機器も含め3つ紹介します。


○とりあえず3つ挙げると


・録音機器
・鏡
・チューナー、楽器など、音程が取れるもの
の3つですかね。



・録音機器


これは、とにかく重要です。
人間は、実際に出ている「自分の声」を、普通聞くことはできません。


録音した自分の声を聞いてみると、かなり違和感がありませんか?
実は、その「ちょっと変に感じてしまう声」が、実際のあなたの声です。


自分に聞こえる声というのは、
・実際に空気を伝わり、まわりの人にも届く「気導音」
・自分にしか聞こえない、声帯や調音器官などから骨を伝わって鼓膜に届く振動である「骨導音」
の2つが合わさったものを「自分の声」として認識しています。
これはどんなに訓練した人でもそうであって、「だいたいどのように相手に聞こえるか」というのを「予想」はできても「確認」は録音機器を使わないとできません。


ちなみに、多くの場合、骨導音が混ざると「太い」「厚みのある」声になりやすいので、自分に聞こている声は、実際よりやや「良い声」であることが多いですね。
なので、録音した自分の声を聞くと、
「こんな薄っぺらな声なの!?」
と驚愕してしまうのです。


自分の声の状態を正確に把握するには、録音機器が必要となります。



・鏡


ボイストレーニングに鏡?
と思うかもしれませんが、結構これがあると練習が楽になります。


口の形や姿勢、あとは表情などの要素も、発声に大きく関わってきます。
これらもやはり、自分ではどうなっているのかわかりません。


ボイトレに慣れてくると、だいたい
「どのような見た目だと、どのような声になる」
というのがわかってきます。
それを利用して出したい声を出したり、色んな声が出せるようになるといいですね。



・チューナー、楽器など、音程が取れるもの


これは「歌声系」のボイストレーニングをやるなら、とにかく必須。
自分の声区や音域ごとの特性を自覚しないことには始まりません。


「話し声系」のボイストレーニングでも、声区や音域ごとの特性を知っておくことは有効なので、たまに音程をつけながら声を出してみるのもいいのではないでしょうか。
ただ漠然と「何か高い」「微妙に低い」とかの認識から、「この音域では〜」というような認識に変わると、けっこう違う景色が見えてきたりします。