スピーチの緊張感に打ち克つための小技3つ


歌唱力ばっかりも性に合わないので、ライフハック的なのをひとつ。


スピーチ・プレゼンなどの、「大勢に向かって語りかけるときのコツ」というものを何度か書いてまいりましたが、まだまだいくつも紹介していないものはあります。
その中で今日は…私が最近スピーチっぽいものをしたときに、気をつけたことを紹介しましょう。


ちなみにそのスピーチですが、友人に、
「内容がちょっとgdgdだったけど、良い声だから、何か良い話だった気がしてしまったよ。」
と言われました(笑)。
結構中身が飛んじゃったんですが、「声の迫力」だけでなんとか押し切りました(笑)。
声の印象を操れると、こういう荒業も可能です!
(あんまりほめられたことじゃないですがね。原稿はちゃんと読み込んで覚えましょう。)



○「地に足の着いた」声の出し方


原稿の中身が飛んだときとか、苦手な内容を喋るときとか、そもそも人前で話すのに慣れていない人とか、人前に立っただけで
「とにかく落ち着きがない」
感じになってしまったり、
「声が震える」
「手や足がぶるぶる震えだす」
という状況にさえなってしまいますね。
ちなみに私は、割と人前で話し慣れている方なんですが、喋る内容がまとまりきってなくて、待ち時間に色々考えていたら逆に更に混乱してしまって、もう手足がぶるぶるしてました(笑)。


こういう状態で話されても、聞き取りにくい声になってしまったり、聞き手に不安感が伝染してしまったりして、どんなに良い内容を喋っても台無しです。
なので、そういう状態をある程度抑えられる「小技」を紹介しましょう。
今回は「声を出す」以前の問題、「どのように身体をコントロールし、発声に適した状態に身体を整えるか」というポイントを紹介したいと思います。


1.演台などを、「軽くつかむ」
2.脚は、肩幅程度に開き、重心を落とす
3.ほんの少しだけ、ゆっくり動き続ける


この3つです。


とりあえず、「手足の震え」「体のこわばり」というのは、「声の震え」につながってしまいます
まあ、当たり前ですが、体のどこかが震えていたりこわばってしまえば、それが残酷なほどに「声色」にあらわれます。
さらに、震えやこわばりを自覚してしまうと「いやおうなしに緊張を自覚させられる」ので、放っておくとさらに緊張感が増してきます。
緊張感で自己中毒を起こしてしまうわけです。


なので、演台などを、「軽くつかむ」ことで、「手の震え」を無理矢理止めてしまいましょう。
あと、何かをつかんでいると、心理的に「安心感」が増しますので、そういう意味でも「軽くつかむ」ことをおすすめします。
そして、重心を落とすことで、全身がリラックスしやすい状態にしましょう。
重心を落とせば、余計な力が抜けやすく、緊張している状態でも割と「深い声」が出しやすかったり、「深い呼吸」がしやすかったりします。
「どっしり構える」ことによって、心理的にも少し楽になりますし。


それと、体を固定しきってしまうと緊張感が増してきますので、
「自然と・ゆっくり・少しだけ」
という感じで動き続けるのも、緊張を和らげながら声を出すコツです。
・話しながらちょっとした身振り手振りをつけてみたり
・話し出し始める前に「半歩前」に身を乗り出してみたり
・深く息を吸い込むと、上体が起き上がりますが、それをほんの少し大げさにやってみたり
・重心をしっかり落とした状態で、1cm/秒くらいの速度で、ほんの少し体を揺らしてみたり
など、こういう動きを「ばれない程度に」取り入れることで、少しずつ緊張を和らげながら、発声に適した身体の状態にもっていくことができます。



○関連過去記事紹介


・大勢の前で声を出す場面での緊張を克服するための、ブレス・ボイストレーニング
http://d.hatena.ne.jp/wander1985/20090628/1246165920


・あなたの声の魅力を引き出し、会話やスピーチを成功させるための「第一声」の出し方
http://d.hatena.ne.jp/wander1985/20090325/1237981782