疲れた喉をリフレッシュさせるためのエクササイズ、その2。

さて、前回の続き。
このテーマについてはこの記事で終わりにする予定。



○喉が疲れると、身体の色々な部分が力んでくる


喉が疲れてきたとき…疲れた喉で何とか声を出そうとすると、声帯を無理矢理閉じるために身体の様々な部分が無理に力んでしまいます。
そうなると、声は出ることは出るんですが、大抵必要以上に喉が力んでしまうものなので、声質も悪くなりますし、喉にダメージを与えやすい状態になってしまいます。
それに、このような「無理な力み」は意識的に何とかしないとなかなか抜けず、「強く大きな声」を出す必要がないときでも「喉が力みっぱなしで疲れが抜けない」という状態になってしまうこともあります。
そういった力みを抜くことが、疲れた喉をリフレッシュさせるために必要となりますね。



○舌の運動


で、喉が疲れてくると特に力んでしまいやすいのが「舌」なんですね。
喉が疲れてくる→「喉」(喉仏)が上がりやすくなる→舌を力ませて無理に喉仏を押し戻す→舌が力んでいわゆる「喉声」になる→余計喉が疲れやすくなる…
という感じで、舌が力んでしまい、それによってさらに喉の疲れが進んでしまうのです。


なので、喉が疲れて声が変わってきた…なんて時には、舌の運動をしてやると声に良い効果が出る場合があります。
と、いうわけで、舌の運動法を以下に紹介。


とりあえず一番おすすめなのが、過去に紹介したエリック兄さんの「らがらがらがらがらー」エクササイズ(下のリンク先に動画あり、上から3、4番目の動画)。


エリック兄さんのボイストレーニング。 - 烏は歌う
http://d.hatena.ne.jp/wander1985/20090226/1235664590


これに慣れると、舌にほとんど力を入れずに発声することができるようになります。


他にも…
・顎を軽く開けた状態で唇だけを閉じ、「歯の唇側の面」と「唇の内側」の間に舌を差し込み、「歯の唇側の面」を全部舐める感じで舌をぐるりと一周させる


・舌を出せるだけ出して素早く戻す。これを繰り返す。


・舌を出しっぱなしにして色々声を出してみる


・巻き舌でできるだけ長い時間発声してみる


…などなど。



○その他の運動


・表情筋のマッサージ


喉が疲れてきて、苦しそうな顔で声を出し続けるようなことがあると、表情筋が硬直…とまではいかなくとも、疲れで動きが悪くなったり、上手く力が入れられなくなってきたりします。
表情筋が固まってしまうと、声が一本調子になってしまったり喉声・鼻声になってしまったりして、余計に喉が疲れてきます。


なので、喉が疲れて声が変わってきた…なんてときには、表情筋のマッサージが効く場合があります。
まあ、「表情筋 マッサージ」などでググれば色々出てきますし、その中から自分が「気持ちいい」と感じるものを気持ちいい分だけやればいいのですが、声の疲れに特にお勧めなのが、「頭皮マッサージ」です。
頭皮のすぐ下にある筋肉は、発声に非常に強く関わっていますので。
これ表情筋か?とは私も書きながら思ったので、突っ込みは不要です(笑)。
適当に頭皮を揉みほぐすだけでも結構気持ちいいですし、お風呂でシャンプーブラシ使って念入りに頭皮マッサージするとかも良いですね。


・肩も動かそう


姿勢が悪い状態で声を出せば当然喉が疲れますし、喉が疲れた状態で無理に声を出すと、身体の変な部分が力んでしまったり、それによって姿勢が崩れたりもします。


特に、喉の力みと肩の力みは直結しやすいので、喉が力んできたときに肩を動かしてみると、少し喉の状態が良くなることがあります。
動かし方については、参考までに、過去エントリを。


肩胛骨を動かすストレッチで、豊かな声を! - 烏は歌う
http://d.hatena.ne.jp/wander1985/20100522/1274506280