広瀬香美流「お尻の穴歌唱法」


さて、今回は、広瀬香美氏がTwitterとか色々で紹介している、「お尻の穴歌唱法」について紹介!
「歌唱法」とはなっていますが、この筋肉の使い方をマスターすると、スピーチとかプレゼンとか諸々の「立って声を出す」行為全般に効果があります。



○お尻の穴歌唱法とは?


広瀬氏が連載していた記事より。


大人の音楽の時間:第27回 春だ、歌のレッスンだ!(後編) - 毎日jp(毎日新聞)

コツ1) 歌声の出発点は「お尻」です!

 みなさん、「歌声の出発点」はどこにあるか、なんて考えたことありますか(微笑)? ないですよね。しかし今日からは、「歌声の出発点」は「お尻」だと意識しましょう。「ええ〜?」と驚く方もいるでしょう。しかし、この「お尻が出発点」は、とっても理にかなったルールなのです。

 私たちは、歌を歌うとき、ついつい無理にのどで歌おうとしてしまいますね。そして、すぐに声をカラしてしまう。ですから今日からは、のどだけで歌う歌唱法とはサヨナラです! ちょっと「お尻」を意識するだけで、たちまちにして、以前よりも強くて張りのある大きな声が出ますよ! 体全体で歌を悠々と歌いましょう!

 やり方は簡単です!「お尻の穴を、キュッと!締めて」歌うだけです! あははぁ〜〜♪ 簡単でしょう? 広瀬香美のボイトレスクール「ドゥ・ドリーム」では、この歌唱法のことを、「お尻歌唱法」と言って大変好評いただいています(笑い)!

 さあ、みなさん、「お尻の穴をキュッと締めて」、「歌声の出発点はお尻!」という意識を忘れずに持ち続けながら、歌ってみてください。そして、歌声の変化を確認してみてください。


…という感じで、「お尻に力を入れて声を出す」「お尻を起点して声を出すようにイメージする」と、声に非常に良い影響があるんですね。
よく「声は腹から出せ!」というように言いますが、「お腹」ではまだまだ浅いんですねー。


蛇足ながら説明しておくと、お尻に力を入れて声を出そうとすると、こんなメリットがあります。
1.腹筋・背筋が働きやすい状態になる
2.姿勢が良くなる(典型的なダメな姿勢である「腰が反った姿勢」が治る)
3.「喉」から意識が遠のくので、喉に力が入りにくくなる


このようなメリットがあり、結果として「声が大きくなったり」「声にハリが出たり」「声が遠くまで届きやすくなったり」「音域が広がったり」します。



○お尻に力を入れる方法


「お尻の穴をキュッと締めて」という感じで声を出してみましょう。


…「この言い方通りにやってもよくわからない!」という方向けに、もうちょっと強力に、かつ確実にお尻に力を入れる方法を紹介しておきます。


まず、両足の踵をつけて、真っ直ぐ立ちます。
この時点で、背筋の伸びた、良い姿勢をとって下さい。
あんまり姿勢の良さに自信が無い方は、壁を背にして左右の足の踵をつけつつ、その後端を壁につけて、さらに背中全体と首・後頭部が壁に接するように立ってみましょう。
O脚気味の人は、両膝もくっつけるつもりで寄せます。
その状態から、踵を支点に、足のつまさきを開いていきます。

だいたい90°〜120°ほど開いてみましょう。


こうすると、お尻が硬く締まる方向に力が入るのがわかりますね?
…この方法だと「力が入りすぎてしまう」場合が往々にしてあるので、そういうときは
・お尻に力を入れたまま膝を軽く曲げ伸ばしして、膝をリラックスさせる
とか工夫が必要かも。


あと、この動きをやってみると「骨盤の角度」が変わってくるのもわかるかと思います。

(青線が骨盤)
図で書いてみたけど…余計わかりにくくなった気もしないでもない。
骨盤が前傾してしまうと姿勢が一見良く見えますが、実は声には多大なマイナス効果が出てくるものなんです。
この「踵をつけて、つまさきを開く」という動作をすれば、骨盤の前傾も治ります。



○お尻を起点にして声を出そう!


とりあえず今回はこの「コツ1」だけを詳しく書くことにして、

コツ2)歌声のゴール地点は、「頭上の風船」です!

コツ3)最高の笑顔で歌おう!

については参考エントリを挙げておくだけにしておきます。


まあ、とりあえず今回は、「お尻の穴を、キュッと!締めて」声を出す感覚をマスターしましょう!
これができると本当に声のハリが違ってきます!
音域や音量も広がりますし。
「お尻の穴を、キュッと!締めて」声を出すことは、「身体全体で声が出せる」ようになるための第一歩です!



○関連エントリ


コツ1) 歌声の出発点は「お尻」です!…関連


発声と姿勢−烏は歌う 
姿勢を良くする簡単エクササイズ2つ−烏は歌う 
↑姿勢について、「腰を反らさない」感覚について。


腹から声を出す!−烏は歌う 
↑発声時に重要な「腹筋」について。お尻の穴を締めると、この筋肉に力を入れやすくなる。



コツ2)歌声のゴール地点は、「頭上の風船」です!…関連


蝋燭の正しい使い方、その2(ボイトレ編)−烏は歌う 
頭から声を出す!−烏は歌う 
↑息が「頭から抜けていく」「真上に強く息を流す」イメージの呼吸法について。



コツ3)最高の笑顔で歌おう!…関連


聞き上手は声美人!〜「愛想良く人の話を聞く」と、良い声が出せるようになる3つの理由〜−烏は歌う 
↑表情と声の関係、笑顔の効用について。