ボイトレ、はじめの一歩。


前回の記事がホッテントリになって、はじめてこのブログを読んだ…という読者も増えてきた模様なので、過去エントリからおすすめ記事を紹介するよ!
どうもブコメやらTwitterやらのコメントを見ていると、「ボイトレをはじめてみたいけど、何から手をつけたら…」という人が多いみたいなんで、初心者向けの記事を紹介してみようかな、と思いました。



○とりあえず、これをやっとけ的なもの。


エリック兄さんのボイストレーニング。 - 烏は歌う


とりあえず、このメニューを動画の通りにやっときゃ、間違いないです!


…本当、この動画の完成度が高すぎて、これを記事で紹介しちゃうと「あとは全部蛇足」みたいな感じになっちゃうのですが(笑)。
まあ、この記事ではこれ以降、上の記事の内容とカブる部分もありつつも、ボイトレの特に初心者向けな記事を紹介していきましょう。



○いい声を出すために、まずは、身体と声帯をほぐしましょう。


発声も、つまりは「運動」の一種ですので、「準備運動」が必要です。
発声を実際に行う「声帯」も筋肉と粘膜で出来ているのでウォーミングアップが大切ですし、さらに声帯の収まっている喉、首、さらにはその近くの肩…という部分や、呼吸に使う腹筋、背筋…という部分をほぐしておかないと、スムーズに声を出すことができません。


全身のウォーミングアップとしては…まあ、普通に「ラジオ体操を全力でやる」とかでもいいんだけど。
ラジオ体操、非常に優秀。
あとは、過去にこんな記事を書きましたが、特に「背中」と「肩」のストレッチが重要ですねー。
ここが固まると、発声に関わるあらゆる部分に悪い影響が出るので。


毎日の身体のメンテナンスに、「背中」のリラックスを。 - 烏は歌う


肩胛骨を動かすストレッチで、豊かな声を! - 烏は歌う


これにプラスで「首まわし」とか。
そういったストレッチを、寝起きや出勤前にやったり、声を使う前にやったり、声を出してて疲れてきたなー…と思ったらやったり。


声帯のウォーミングアップとしては…エリック兄さんの動画にもある
「リップロール」
「なめらかに音高を上下させる」
というのが定番ですね。
あとは、こんな方法もありです。


声の「準備運動」…声帯を「起こす」ための簡単ボイトレ - 烏は歌う


音域を「下に」広げる - 烏は歌う



○いい声を出すために、リラックスしつつ姿勢を正しましょう


どんなスポーツでも、習い事(習字とか華道とか茶道とか)でも、まずは「姿勢」「かまえ」「型」が大切と言われるでしょう。
発声も全身運動なので、必要なところに力を入れ、不要なところの力を抜くには、姿勢がとても重要です。


とりあえず、姿勢についてこのブログで一番まとまっているエントリはこれかな。


「良い姿勢」をとるために、あごは引くべき?…姿勢について図解してみた。 - 烏は歌う


それと、「姿勢を良くしなきゃ!」という意識が強すぎると逆に全身が力んでしまう場合も多いので、そういう場合は「あえて座ったり寝転がったりして声を出してみる」という方法もありですね。


「全身を使った発声」になるためのトレーニング(逆転の発想編) - 烏は歌う



○いい声を出すために、呼吸をちょっと意識しましょう


「ボイトレと言えば腹式呼吸!」みたいな話はボイトレをやったことがない人でも聞いたことはあると思うのですが…。
胸式呼吸だと肩やら喉やらが力んでしまいやすいので、ボイストレーニングでは腹式呼吸が普通は勧められますね。
ただ、腹式呼吸が「何か特別な技術」のように思うのは、ちょっと違います。
人間誰しも寝てるときは腹式呼吸ですし、リラックスしているときの声や大笑いしているときの笑い声は、大抵「腹式発声」ですからね。


とりあえず初心者向けの呼吸の練習としては、エリック兄さんの動画の、「息をしっかり吐ききる」エクササイズがおすすめですね。
ちょっと応用的なトレーニングとしては、こんなのもあります。


腹から声を出す!その2 - 烏は歌う


あと、普段から「鼻呼吸」をする癖をつけておくと、なにかと便利です。


声を使うときに「鼻呼吸」をする4つのメリット - 烏は歌う



○いい声を出すために、いい表情をしましょう


発声には全身の筋肉が関わっている…と書きましたが、その中でも非常に重要なのが「表情筋」です!
なんとなく耳学問や自己流で声について考えると、どうしても「喉」や「腹式呼吸」にばっかり意識が行ってしまいがちなんですが、表情ってすごく大切ですので。


とりあえず、「目をしっかり開ける、眉毛を上げる」動きと、「微笑む、口角を上げる」動きをやれば、かなり声の「響き」や「通り」がよくなるはずです。
このとき、「下あご」には力を入れないように注意しましょう。


「明るい声」で話そう!(小顔効果もあるよ!) - 烏は歌う


聞き上手は声美人!〜「愛想良く人の話を聞く」と、良い声が出せるようになる3つの理由〜 - 烏は歌う


あと、口の開け方も大切。


図解「良い発声のできる口の開け方」…その1 - 烏は歌う


図解「良い発声のできる口の開け方」…その2 - 烏は歌う



○出す声をイメージして、しっかり準備して声を出しましょう


そりゃあ、サッカーだって野球だって、「ボールがどのような軌道を描いて、どのように飛んでいくか」ということをイメージし、全身でその準備をしないと、まともにボールを飛ばすことはできませんわな。
声もそれと同じで、事前にはっきりとしたイメージを持つこと、しっかり準備をすることが大事です。
…ただ、当たり前のことすぎて、この辺のことをきっちり教えられることって意外に少なかったりします。


声のイメージ、どのように「狙って」声を出すかについては、以下の3つの記事で紹介しました。


あなたは居酒屋で店員を「一声」で呼べるか・・・声の「方向」と「距離感」 - 烏は歌う


会話はパス交換・・・声の「方向」と「距離感」 - 烏は歌う


声の「広がり方」をイメージして、もっと声を使いこなせるようになろう - 烏は歌う


声を出す前の準備については…基本的には、しっかり呼吸法が身についていて声帯が適度なリラックス状態を保てていればそれでいいのですが、「準備」だけを特に意識した、以下のようなボイトレ法もあります。


あなたの声の魅力を引き出し、会話やスピーチを成功させるための「第一声」の出し方 - 烏は歌う


発声の前に、息はしっかり吸うべき? - 烏は歌う