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カラオケ上手い奴が淡々とコツを教えるスレ : あじゃじゃしたー


…最近カラオケ行ってねーーー!!!


カラオケ上手い、って何よ。


「カラオケ上手い」と言っても、判断基準が、
・採点で高得点が出せる
・まわりの人に(あるいは自分に)「あっ」と言わせる
のどっちなのかをまず意識するといいでしょうね。


「どっちも!」というのはなかなか難しいです。
カラオケの採点機能がどんどん向上・発展しているとは言え、人の耳や心が「(・∀・)イイネ!!」と思う「ずれ、ゆらぎ、はずし」などの「雰囲気・ニュアンス」を機械が全部プラス評価してくれるとは思えませんし。
(まあ、「フェイクつけたほうが点数上がる!」とか「ビブラートかけたほうが点数上がる!」みたいな話を聞くと、相当ポイントを押さえた採点方法になっているようですが。)
よく、「本人が本気で歌ったら、どうやっても80点以上出ねー」みたいな話もありますし。


とりあえず、基本的なポイントを押さえて「そこそこ歌える」状態まで持っていって、そこから「機械のクセ」もしくは「まわりの人のウケ」を考えながらちょっと味付けしていくのが、いい感じかも。


カラオケの採点機能の諸々は、私は全然詳しくないので他のサイトで調べてください(笑)。
探せば「機種ごと」とかそういうレベルで「どうやったら高得点が出るか」みたいなのをまとめている人もいるようですし。
…私は所詮、近所のスナックで「95点以上出すとボトル1本プレゼント」という企画に友人と挑戦したら結局93点までしか出せずに挫折した程度の男ですので、何も教えられることなどありません。


「まわりの人のウケ」は…ほんと人によるので何とも言えないですねー。
私の場合、
・高校時代(男子校)
「ロックを叫んでおけばOKじゃー」→まわりもだいたいそんな感じ→お前わりと上手いよなー
・大学時代(主に合唱団)
「ロックを叫んでおけばOKじゃー」→えっ…なにこのひと→…うーん
みたいな感じだったり(笑)。


「声質」もある程度の基本的なレベルを押さえてればあとは好みの問題ですし、「音程やリズムの正確さ」だってまわりが「音大レベルの耳」なのか「一般人以下レベル」なのかで必要さは全然違ってきますし、歌のジャンルや雰囲気によっても「正確さ」の必要さは全然変わってきますしね。
「高音や声量を出せればすごくて、あとはよくわかんない」みたいな人もいれば、「全体的な完成度が大事、無駄なハイトーンシャウトとかむしろウザイ」みたいな人もいるし。
「感情込めた歌」を上手いと感じる人もいるし、「音楽的な表現力を駆使した歌」を上手いと感じる人もいるし。
他人の歌に「共感・承認」が欲しい人もいるし、「新鮮さ・自分との違いの発見」が欲しい人もいるし。
「泣ける歌」が好きな人もいるし、「楽しい歌」が好きな人もいるし、「激しい歌」が好きな人もいるし、そのどれを歌ったら「上手い!」と思われるかはやってみないとわかならいし。
…と、非常に難しい。


まあ、一つアドバイスできることは
・自分のキャラやまわりの人々のキャラにあった曲を、自分のキャラで歌う
→格好つけないで、でも卑屈にならないで
・自分のキャラやまわりの人々のキャラとは全然違う曲を、キャラを作って歌う
→どん引きされない程度に、はじけよう
のどっちかが、やりやすしウケやすいかなー、と。
中途半端が一番格好悪い。
それで、できればまわりもよく知っている曲であったり、自分が惚れ込んでいる曲であったり、そんな+αがあるといいですね。


あとはまあ、一番大事なのは「自己満足」です!
どうせカラオケ、自分で楽しめるように歌えばいいんです。


「そこそこ歌える」ようになるまでに必要なこと、曲の練習編


とにかく、練習しましょう!
どのくらい練習するかと言えば…
・歌詞→ほぼ丸暗記程度に
・メロディー→伴奏無しでも口ずさめる程度に
要するに、一人で風呂やら自転車やらで一曲丸ごと口ずさめる程度まで歌い込んでみましょう。


カラオケや、CDにあわせて歌った場合、多少わかってない部分やあやふやな部分があってもそのまま「流れて」いってしまうのですが、流してしまった部分はあんまり上手くなることはありません。


また、歌っている途中に「迷い」や「焦り」が生じると、確実にリズムも音程もズレます!


なので、迷う余地がないくらいに憶えて慣れて、次のフレーズが勝手に出てくるレベルにしておくと、音楽が正確になるだけじゃなくズレにくくもなります。
ゆっくり一人で手がかり無しでだいたい一曲口ずさめるか、曖昧なところや変なところが無いか、次のフレーズが自然と浮かんでくるか、確かめてみましょう。
ただただ繰り返すと、「間違ったものを反復して憶えてしまう」という失敗もありがちなので、たまにお手本の音源を聞いたり、自分の声を録音して変じゃないか確認してみるのもいいでしょう。


そのレベルまで来たら、あとは音楽の精度を追求するもよし、歌詞の言葉をじっくり味わいながら感情を込めて歌ってみるもよし、リラックスして「ふざけた声」で歌ってみたり「半分歌・半分語り」で演奏してみたりと遊んでみるもよし、です。


「そこそこ歌える」ようになるまでに必要なこと、声編


どうして「思い通りの歌声で歌えない」かと言えば…
・思っている声と出している声が違う
・思い通りの声では歌えない歌を選んでしまっている
・思い通りの声では歌えない歌い方を選んでしまっている
あたりが初心者では大問題。


まずは、自分の声を正しく知りましょう。
どのくらいの音域まで出るのか、どのくらいの音域まで「いい声」を保てるのか、どのくらいの音量まで「いい声」で大きくできるのか、安定して出せる「小さい声」の下限はどのくらいなのか、どの程度の早口やロングトーンができるのか、どんな声質を使い分けることができるのか、
…というあたりをしっかり把握することはとても大事ですし、
「そもそも自分は普段どんな声(印象・雰囲気・キャラ)をしているのか」
というレベルから知らないといけないかもしれませんね。
これを何も用意せず自分の耳と感性だけで判断するのは非常に難しいので、録音機器を使ったり、他人に評価してもらいましょう。


その上で、「選曲」や「調の上げ下げ」をして「しっかり歌える曲」を選ぶことがまずはとても大切です。
さらにその上で、自分にできる歌い方(音量を調節したり、声質を調節したり)を自分にできる範囲に収めながらやっていくこと。
特に音量について言うと、「大きい方が上手い!」みたいなことを言う人もいますが、せっかくマイクがあるので小さい声でも十分なんですよね。
大切なのは、まず声量が「安定していること」です。
マイクの音量を調節してしまえば小さくても構わないけど、声を大きく出そうとしてミスって安定を失い「変な強弱」がついてしまったり「息が出すぎな声/息切れ声」がまばらに出てしまったり、喉に無理な力が入ってしまうと、それはもう散々な歌になります。


できないことは、やれない。できる範囲でやりましょう。
できることを増やしたければ、ボイトレしましょう。


まあ、カラオケくらいなら、
「普段しゃべっているときの声」
くらいの声質、音量が維持できるといいんですけどね。
…というか、そこから大きく変えようと思うとあんまり上手くいかないかも。
喋れないものは、歌えない。…と、思います。


歌い慣れてない人がそれを維持するのってなかなか難しくていつの間にか「気負った声」になってしまいがちですし、「歌」となるとどうしても特別な声を使わなければならないような気もしてしまうのですが、とにかく「普段の話し声の声質・音量」を維持して歌うよう意識してみるのもいいと思います。