禁断のボイストレーニングを紹介します

この前、NHKの「すイエんサー」でやってたやつです。


NHKオンデマンド | すイエんサー 「超カンタンに歌を上手に楽しく歌いた〜い!」


すイエんサーお正月スペシャル 超カンタンに歌を上手に楽しく歌いた〜い! 歌声長持ち編 今更録画視聴メモ | ま総研95(まどの総合研究所ver.4.0)


かなり前に、「ためしてガッテン」でもやってたみたい。


中高年を襲う!謎のノド異変 : ためしてガッテン - NHK


禁断のボイストレーニング


はい、今回は、
「喉に力を入れちゃえ!」
というトレーニングですよ。
…別に「禁断」でもなんでもなく、ごくごく普通のトレーニングなんですが、「発声とは脱力!」みたいに日々教え込まれてる合唱クラスタとかにこれを紹介するときには、「これからやるのはみなさんの常識を覆す、禁断のボイストレーニングですよー…フフフ」みたいに言ってます(笑)。
本当に、普通のボイトレなんだけどね。


ボイストレーニング関係の知識も最近は広まってきて、
「喉に力を入れちゃいけない!」
「身体のどこにも力を入れちゃいけない!」
…というのはもはや常識となりつつありますね。
しかし、最低限は必要な力が入っていないと良い声は出せない…というのもある面では真実なんです。
考えてみれば当たり前なんですが。


なので、適度な喉への力の込め方を紹介してみようかな、と。
このトレーニングは、やりすぎると声の悩みが悪化する場合もあるので気をつけながらやってほしいんだけど、例えば、
・普通の話し声くらいの音量で声を伸ばして、10〜20秒程度しか息が続かない
・小さく、細い、息混じりの声しか出せない
・声がすぐにかすれてしまう
・年をとるにつれ、どんどん声が出にくくなっている
という症状を持っている人にはかなり効果的ですよ。


やり方


すイエんサー
公式の方に詳細がなかったもんで、レビューブログの方から引用させてもらうと…
http://www.madowien.com/madono-lab/suiensaa/20120109163910.html

力が互角の相手と腕相撲・手の押し合い・相撲などで、お腹に力を入れてふんばり続けた状態で声を出す。

腕相撲しながら、サビの終わりを歌う2人。声が長く続いた。ってことで、腕相撲対決が互角の時に歌声が長持ちすることを知るのだった。
4人曰く、互角の時に力が入っていたのは腕とお腹。ふんばったときのウッって力を入れたときに(息が)ちょっとずつ出る?だから一定の音が保てるのかな?無駄がなくなるんじゃない?という意見が出た中、もう一度実演。

実はお腹に力を入れてふんばり続けると、声帯同士がしっかり閉じて効率よく息が声に変わるので、むだに息漏れが無くなり、結果、歌声が超長持ちするんです。
ちなみに、ふんばる体勢は腕相撲に限りません。いろんな踏ん張り方を試してみるのもいいかもしれませんね!とのこと。


ためしてガッテン


http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20081203.html

※声帯に炎症がある方や、医師に運動を止められている方は行わないでください。


座って行う場合:
椅子の脇に手をかけて、「1、2、3」と声を出すタイミングで、胸を張る。「力を入れて声帯を閉じながら声を出す」ことがポイント。
立って行う場合:
胸の前で手を合わせて、「1、2、3」と声を出しながら、力を入れる。


注意事項
出しやすい大きさの声で行ってください。無理して大きな声を出さないでください。 10までカウントし、これを2セット行います。朝晩2回行ってください。また、行いすぎないようにしてください。 声帯に炎症がある方や、医師に運動を止められている方は行わないでください。


他にも、うちのブログだとこんなのも。


強い声が出せる足腰の使い方 - 烏は歌う


効能、注意など


まあ、上にも書いてある通り、「声帯同士がしっかり閉じて効率よく息が声に変わる」わけですね。
それによって声にいい影響が出る、と。


なので、すでに声帯がギッチギチに閉じてて、それによって発声に問題が…という人はやらんほうがいいトレーニングかもしれませんね。
ただ、
・全身が使えていなくて、喉だけが力んでいる
・下顎や肩、首の力みが喉に来ている
…とか、そういう場合における「声帯の過度な閉鎖」は、このトレーニングでむしろ改善するかも。
力む場所を分散することで、変な癖や身体の偏りが抜けやすくなりますから。


腹とか下半身とか腕とか、声帯から遠い場所はしっかり力を入れ、喉とか首とか肩とか、声帯にダイレクトに近い場所には「直接は力を入れない」で、遠い場所からの力で「引っ張られて力が入る」くらいの意識でいるといいかもしれませんね。


あとはまあ、「踏ん張る力」を最大限出すためには、姿勢や足の幅などがとても大事なので、その辺りも意識するといいでしょうね。


「良い姿勢」をとるために、あごは引くべき?…姿勢について図解してみた。 - 烏は歌う


よく、「肩幅に足を開け!」って言うけど… - 烏は歌う