伸ばす音と弾む音のメリハリがあるとお洒落で格好いい。

前回の記事の補足的エントリですね。
LiSAさんの、某アニソンの空耳について。 - 烏は歌う

息を止めて言い直す効果。


前回のエントリでは、「大切な音を言い直す」という点を紹介しましたが、こういう風に
「あえて伸ばさない、繋げないで歌う」
テクニックって大事なんですね。
…なんだか、上手い人は音が絶対に途切れない!みたいな偏見もありますが、それじゃ単に「べったり」した粘っこい歌い方にしかなりませんので、やっぱり弾むとことは弾んだ方が格好いい。


ポップスにおける主な使い方はこんな感じ…という解説として、ぜひ読んでみて貰いたいなー、と思った記事を紹介します。


まず、「歌いまわしを弾ませて、軽やかなイメージにする」効果。
「ボーイフレンド」でaikoさんがしている、歌をかわいく仕上げる裏ワザ♪を音源でチェック!|大阪・ボイトレいつでもショップ 初心者からプロまで、ボイストレーニング!


それと、「歌のアクセントを強調し、リズム感を出す」効果。
【ボイトレひとことメモ】ノリを出す裏ワザを使おう! コツのまとめ|大阪・ボイトレいつでもショップ 初心者からプロまで、ボイストレーニング!


どちらの記事もとても参考になりました。


ちなみに、LiSAさんの「crossing field」の話をもう少しすると。
「大切な音を言い直す」…(1)
「歌いまわしを弾ませて、軽やかなイメージにする」…(2)
「歌のアクセントを強調し、リズム感を出す」…(3)
とすると…。
サビ頭の「ゆめで」は、「ゆ(っ)め(っ)でっ」という感じで一文字一文字を軽くハネさせていて、(2)的な歌い方に近いかな、と。
で、次の「たかくとんだ」は、「たーかっくー」「っ」「とーんっだー」となっていて。
割と繋ぎ多めで滑らかに歌って「ゆめで」と対比をつけ、特に、「たー」と「とー」のロングトーンの力強さが引き立ちますね。
「か」と「く」の間、「ん」と「だ」の間に軽く促音(というほどでもない、声が止まる瞬間)が入ってますが、(3)でもあるし、微妙に(1)でもある。
「たかく」と「とんだ」の間には、言い直しの促音(1)が入ってますね。
次の「かっらーだはーっどんっなー」のフレーズなんかはとくに、参考記事その2の

「っ」の前はよわく 「っ」の後はつよく うたおう!

ってアドバイス通りに歌うと全然リズム感が違ってくると思いますよ。


…という感じで、ちょっと分析するだけで結構大変なのでこのくらいにしておきますが、「繋ぐ音」と「ハネる音」のメリハリってとても大切。
好きな歌手、あこがれの歌手がいたら、一度、歌を聴きながら歌詞や楽譜に「っ」を聞こえた通りつけていくという作業をしてみるのもよいです。


その他の、弾ませ方


POPS的な軽い弾ませ方じゃなく、声楽っぽいもっともっとダイナミックな弾ませ方にしたい!というときはこんなやり方が。
『蔵王』の「吹雪」 ノンレガートの歌い方:永井千佳の音楽ブログ:ITmedia オルタナティブ・ブログ
横隔膜コントロールの練習にもなるし、使わなくても、できて損は無いかと。