「良い姿勢」で歌うためには、一旦崩してやる必要がある。

過去にこんな記事を書きましたが、
「良い姿勢」をとるために、あごは引くべき?…姿勢について図解してみた。 - 烏は歌う
それの補強的な記事を。


顎は引きすぎてはいけない


世間では、良い姿勢をとるために「顎を引け!」とよく言われているのですが、実は顎は引きすぎてはいけないのです。


というのも、身体の色々が整っていない状態で顎だけ引いてしまったり、必要以上に顎を引きすぎてしまうと、顎や喉が窮屈になってしまうからですね。
また、視線が下がるというのも、発声にとってはけっこうよろしくない結果を引き起こしやすいです。


なので、顎の引きすぎはよろしくないですし、「引きすぎて窮屈になってしまったあごまわりの筋肉」を緩めるためには、敢えて一度「顎を引くどころか、逆に上を向いて声を出したり歌ったりしてみる」というトレーニングをやってみるのもいいのです。
ただ、上向いて「力んで」歌ってしまうとそれはそれで多大なストレスがかかりますので、あくまで軽く、ね。


「アゴを引いて声を出しましょう」の勘違い アゴを引いてしまうのはなぜいけないのか:永井千佳の音楽ブログ:ITmedia オルタナティブ・ブログ


脚は大きく前後に左右非対称に開くとよい


また、「姿勢を良く」と考えると、どうしても「脚はあまり左右に開かない」「左右非対称になってしまうので、脚をそろえて立つ」「両足に均等に体重をかける」というふうになりがちですが、これもあんまり声にはよろしくなかったりします。


脚をある程度開いてやらないと「直立不動」な姿勢になってしまい、見栄えはよろしいのですが「腰(背中)が力んだ姿勢」や「腰が反った姿勢」になってしまいやすいのですね。


なので、脚を「前後に」開いてやると、「お尻」に力が入れやすくなり、「腰」への負担がかかりにくい「良い姿勢」で立てるようになります。
また、体重は均等な状態で「固定」するのではなく、出したい声やしたい表現に応じて「揺らぎ」を持たせてやると、思い通りの声も出しやすいですし、疲れにくくなります。


高い声を出すための姿勢 - ヴォイストレーナー チャトラ猫の原稿倉庫 - Yahoo!ブログ