練習しているとピッチが下がってくる現象について。


コメント欄に質問来てたので、応えたら結構長くなったので記事に再利用。

ピッチが下がるということは


ピッチが下がる原因は、
「声帯自体のテンションが悪くなって、音程がずれる」
「表情などが悪くなって、共鳴の様子が変わり、実際よりピッチが低く聞こえる」
の2つのだいたいどっちかです。


「声帯自体のテンションが悪くなって、音程がずれる」という原因に対しては、例えば「グリッサンド・エクササイズ」をすることで、声帯の動きを再確認&ストレッチしてやることで、解消することがあります。
声帯のストレッチ…音程を微調整する筋肉を目覚めさせる方法 - 烏は歌う


また、「表情などが悪くなって、共鳴の様子が変わり、実際よりピッチが低く聞こえる」という原因には、表情をそれっぽくすることで解消することがあります。
聞き上手は声美人!〜「愛想良く人の話を聞く」と、良い声が出せるようになる3つの理由〜 - 烏は歌う


それらを引き起こす、さらに上位の原因として


で、「声帯自体のテンションが悪くなって、音程がずれる」「表情などが悪くなって、共鳴の様子が変わり、実際よりピッチが低く聞こえる」という症状ですが、これが起こりやすくなる原因としては、
「過度の練習や日常生活での疲労による姿勢の悪化、筋肉の硬直・コンディション低下」
が非常にありがち。


まあ、「練習不足」でも起こる症状ではあるのですが、こんなブログにまで手を出してしまうような人はどちらかと言えば練習ホリックな人が大勢でしょうな。


なので、まずは休養とか気分転換とかが大事だったりします。


しかし、「せっかくの練習時間を無駄にしたくないから、なんとかならんのか」と思う人も多いでしょう。
そんなときは、とりあえず一つ前の記事のような、「マジメに良い姿勢で練習しているとかたまりがちな部分」をほぐすようなトレーニングがいいでしょうね。
「良い姿勢」で歌うためには、一旦崩してやる必要がある。 - 烏は歌う


あとは、どうしても喉のまわりの筋肉(顎、首など)に力が入ってきてしまいやすいので、敢えて「下半身」を意識しながら声を出してみるとか。
気になるところから、徹底的に目を逸らしてみる - 烏は歌う
広瀬香美流「お尻の穴歌唱法」 - 烏は歌う


あとは、過去に書いた記憶はあるんだけどサルベージするのが面倒なのでリンクは貼れないが、


「歩きながら歌ってみる」


「片足立ちで歌ってみる」


「身体や頭を左右に軽く振りながら歌ってみる」


なんてのも、疲れてるときとか、変な力みが起きてしまうときにはおすすめの練習法かな。



あとは、リラックスの定番、「深呼吸」とかね。
ゆっくり吸って、もっともっとゆっくり吐く。
吐くときは軽く圧をかけてやると「さらにゆっくり」にしやすいので、「s」子音をかけながら吐くことによって、とにかく長く一定の息を吐くようにするといい感じです。
ただ、思い切りsを鳴らすと顎が力むので、そこまで力は入れないように。



さらには、どうにも喉の調子が悪いときは、案外原因が「背中」にあることもあるので、その辺のストレッチも効果的ですね。
毎日の身体のメンテナンスに、「背中」のリラックスを。 - 烏は歌う