某漫画に関する記事を読んで考えた、声の属性に関するヨタ話。


【操作系が強化系の修行すんな】HUNTER×HUNTERの「念能力」から学ぶ人生戦略 - アイデアの0.5px


はてなでちょっと話題になってたこれを読んで発作的に書いたエントリなので、あんまり精度とか求められても困る系記事。


適性について


何かを「選ぶ」ということは、何かを「捨てる」ということ。 - 烏は歌う


歌唱力について、最近たまに考えていること。 - 烏は歌う


私も過去にこんな記事を書いてみましたが、
「自分の適性を知ること」
「その環境が求めている適性を知ること」
「環境に合わせて、活かしたい適性以外はある程度は捨てること」
「自分の適性を環境が活かせないなら、ときには環境の方を変えたり捨てたりするのも必要」
…というのは大切なことだと思います。
これを意識せずにひたすら努力を積んでも、なにかと無駄になりがち。


まあ、「どこかの重要な適性が低すぎると、そこがボトルネックになって本来の長所すら光らない」ということもよくあるので、程度問題ではあるのですが。


小ネタ・発声能力系統図を思いつきで書いてみる


ハンターハンターの六角形の念能力系統図みたいな感じで、発声というか声のタイプを考えてみると、



こんな感じになるだろうか。
今、思いつきで書いたものなので、あんまり精度とかエビデンスとかを求めないで欲しい。
が、個人的にはこんな感じになるだろうとは思う。


だいたい自分の起源というか本質というか最も得意な性質が「10割」使えて、隣合う性質は「8割」くらい使えて、一個飛ばしで離れたものは「6割」くらい使えて、対角線上の最も遠い性質は「4割」くらいしか使えない。


「個性派ボイス」が最大の特徴の人が、いわゆる「クリアボイス」を習得してもあんまり効率がよくなかったりするし、逆に「クリアボイス」の人が頑張って声をしゃがれさせたり歪ませたりしてもあんまり効果が出なかったり。
また、「個性派ボイス」タイプには難しいこと考えさせずに「やりたいようにやらせる(得意音域に特化、勢い勝負)」方式でやらせると習得速いし、「純粋に技術を磨く(正確さの追求、声域の拡張)」方式の練習をやらせるとけっこう上手くやらないと難しかったり、せっかくの個性が死んだりする。
逆に「癖のないクリーンボイス」系には、いきなり無理に声自体のパワーや特定音域でのドライブ感を求めず、ナチュラルな声のままで正確に取る練習や素直に高音も低音も出す練習から入った方が上手くいったりする。


他にも例えば「他に特徴は見つからないけれど音域は広い」系の人は、とりあえずクリアな「変な癖をつけない」声でのびのび「勢い重視」でやらせると上手くいく傾向があるし、いきなり精密さを追求したり、ありもしない「個性・特異点」を探求したりすると、なんだかなあという感じになりがちな印象論。
ナチュラルに音域広いってことは、つまり「変な声の癖」が無いってことなんで、そこは活かしたい。
逆のタイプの「音域が特殊な感じ(男にしては異常に高い、とか低すぎるとか)」タイプは、とりあえず歌い込んで「その狭い音域の中で音の正確さを追求」したり「自分のオリジナルな声質と向き合う」ことを優先するとけっこう伸びて、いきなり「最大公約数的な綺麗な声」や「ダイナミックな感情表現」を求めると失敗することが多いなあという個人的な経験則。


「勢い最優先」気質な人は、感情の高低が激しいから音域の広いダイナミックな曲が似合うし、クリアな声よりは感情に従って荒れたり歪んだりする激しい個性あふれる声が似合う。
「正確さ最優先」気質な人は、穏やかな音域や声質が相応しいよね。


…もちろん、「ときには短所を補う」のも大切ですが。
苦手属性をメイン属性の40%以上にしようと思うとなかなか鍛えようと思っても鍛えられないけど、40%を明らかに下回ってる場合は伸びしろあるし、そのまま長所だけを伸ばそうとしても明らかな弱点が足を引っ張る可能性が高い。


すごいシンガーだと全要素を100%満たしているように見えたりするが、例えば「勢いもすごい」し「精密さもすごい」人は、
1.「最大の長所が他にあって、その長所が素人から見たら200%くらい行ってるため、勢いも精密さも100%超えてる」
2.「どちらかの要素が200〜300%オーバーで、もう片方の要素も100%超えてる」
…という感じだったりすることが多いよなあ、とは思う。
もちろん、あらゆる能力を同じく高い水準で保ってる超特質系もいたりするんだけど。